技術の継承と発展
近年、設計ミスや施工不良の多発により、工事等の品質低下が叫ばれ、建設業界全体のイメージダウン、そして社会からの信頼が崩れつつあることに危機感を抱いています。
私たちは過去、諸先輩方から「土木とは経験工学である」と教わってきました。
現場を見て、現場を経験し、現場から学ぶ。
現場には数えきれない教材があり、それを頭ではなく体で感じ、自身の血肉としていくことが、技術者の本質です。
しかし現在、若手技術者の成長は、業務の多様化、マニュアルへの過度な依存、土木に対する意欲不足、そして指導者不足といった複数の課題に直面しています。
私たちは、これらの課題に正面から向き合います。
「現場を見て、現場に合った設計を行う技術者」「現場の状態を把握し、現場に合った施工を行う技術者」の育成こそが、建設業界を支える技術の継承と向上を実現する道でだと信じています。
私たちは、土木技術に対する情熱を持ち続け、実践的な経験を通して、社会の信頼を取り戻す確かな技術を提供してまいります。
皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
代表取締役
原口 照章